第6回 ブラさがみ 「江戸時代の堤・香川村を訪ねる~名奉行 大岡越前忠相と茅ヶ崎の関係を知る~」
- 投稿日
- 執筆者
- 酒井郁子
- 掲載元
- ミニだより116号
2025年4月9日(水)
今回のブラさがみは「ちがさき丸ごとふるさと発見博物館の会」の皆さんの案内で、茅ヶ崎市北部の堤・香川を歩きます。集合場所の茅ヶ崎市博物館には、なんとずらりと6名のガイドさんがお待ちかね。堤・香川・下寺尾の辺りは、古代から連綿と人の紡いだ史蹟が折り重なる地。その中でも、江戸時代にスポットを当ててとリクエストしたところ、藤沢地名の会のために、特別バージョンの詳しい資料もご用意いただきました。
最初のガイドポイントは茅ヶ崎市博物館。令和4(2022)年7月にオープンしたまだ新しい建物には、茅ヶ崎市の自然と歴史を語る品々が整然と展示されています。学芸員さんによる特別解説に、参加者の皆さんからもたくさんの質問がありました。

次に、堤から香川への探訪です。この日はピカピカの晴天。折しも、桜も満開という最高のコンディション。博物館から臨む駒寄川対岸の旧和田家住宅も桜に包まれていました。本日一番の見どころは、大岡家菩提寺の浄見寺。堤村は大岡本家の知行地で、大岡家初代の慰霊のために建立されたお寺です。高台に設けられた墓所には初代から歴代の墓碑ずらりと並び、ひと際目立つのは江戸町奉行を務めた大岡越前守忠相の墓碑です。この場所では、茅ヶ崎で行われる大岡越前祭と、この地の人々の縁をじっくりと伺いました。
そのあとは、堤村を歩いて隣村香川へ。玄珊寺では、香川村の領主本間家の墓所を訪ねるとともに、ご住職からお話を伺いました。玄珊寺や、鎮守の諏訪神社の歴史、そして戦後はゴルフ場になった寺社地とお祭りの関係などなど愉快に語ってくださいました。


最後は、玄珊寺で解散し、香川駅・近くの熊沢酒造・茅ヶ崎市博物館再訪と、各自の行きたい場所へ。半日の旅は、地元を知り尽くしたガイドの皆さんのおかげでとても楽しい時間でした。途中トイレ休憩に立ち寄ったアイスクリーム屋さんの美味しさも、良い思い出の一つになりました。
(全行程:約3km、参加者:35名)